2009年5月14日木曜日

そのまんまで愛してくれたから

 「大草原の小さな家」のようなクリスチャンホームが私の夢でした。でも、実際は大きく違っていました。長男はとにかくじっとしていられない子で、教会の礼拝中はいつも肩身の狭い思いをしていました。次男はもっと大変でした。小学校に入るまで、喘息があり、夜はあまり眠れませんでした。その上、昼間はいたずら放題。とても子供をかわいいいと思う余裕はありませんでした。
  ある時、同じクラスのお母さんが近くの神社のお祭りに連れて行ってくれると言うので、拝ませないよぷにと言ってお願いしました。30分もたたないうちに帰って来て、様子がおかしいので聞いてみると、神社の下に並んでいる車の上に二人並んでおしっこをしたらしく、早々に帰って来たのだそうです。「何でそんなことをしたの?」ときくと「虹が見たかった」と言っていました。また、ある時は近所の農家から電話があって、庭につないでいた犬に向かって「鬼は外」と言って洗濯バサミをぶつけたらしく、菓子折りを持って謝りに行きました。その他数え切れないほど謝りました。理想と現実のギャップにも悩みました。
 でも、神様は、そのまんまの私たちを赦し愛して下さっています。聖書に、愛するお手本がありました。神様はどんな人をも、そのままの姿で愛し、受け入れて下さいます。そのまんまで、子供を受け入れることが、子供を愛することだと気がつきました。それからは、謝ることが苦にならなくなりました。
 「謝ることが子供を守る」が私の子育て標語になりました。今は、次男も中1になり、謝ることもなくなりました。そしてそんな次男が1番私に学校や友人のお話をしてくれます。
 まだまだ、子育て真っ最中ですが、途中はともあれ、神と人とに愛される子に育ってくれればと願っています。 (N.O記)

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